生まれ変わったガンダムカフェ、店の「名物」見た時にハッキリ覚えた違和感

東京・秋葉原の駅前に今夏リニューアルオープンした「ガンダムカフェ」。名物であるショープログラムが記者陣に公開された。

■満足いく内容だが…

ショーを盛り上げるのはオリジナルキャラとなるアクター店員。ステージに立ち、やや高めのテンションで客席に語りかけるスタイルで演技を繰り広げ、客たちを物語の中に引き込んでいった。

ストーリーは見てのお楽しみだが、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の名場面を振り返りつつ、オリジナルで組み込まれたやりとりは見所満載。料理の味もよく、満足のいく1時間半だった。しかし…


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■空席が目立つ

ショーは1日2回開催(いずれも夕方から夜。要事前予約)されているようだが、新型コロナウイルスの影響もあってか、記者陣が取材した回は一般客の姿が7〜8人程度しかおらず、後方の客席はほぼ無人と、空席がかなり目立っていたのも事実である。

観光地・秋葉原、駅前という立地、ガンダムというコンテンツ…などの条件を考えるとこの状況は寂しすぎであり、コロナの余波、さらには外国人観光客の激減が痛恨の一撃を与えていることは間違いなかった。

当然、店では客同士のソーシャルディスタンスを維持しつつ、各テーブルはクリアパーテーションでガード。さらにはシャアのマスクをイメージしたフェイスガードが配布され、食事をしながらでも容易に感染防止策がとれるよう様々な工夫を行っていた。

客席全員で「ジークジオン!」と拳を突き上げる、盛り上げシーンもある。アニメでは見たものがみんなしびれたあのシーンだ。そのワンシーンも、この人数ではどこかしっくりこないのだ。

観光地・秋葉原においては貴重な体験型スポットでもある同店。今後さらに客層が広がることを期待したい。

©創通・サンライズ

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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