産後に大量出血するも病院たらい回しで母子が死亡 医療怠慢の疑いも

出産の日を迎えた女性が病院に向かい赤ちゃんを産んだが、病院の対応は驚くほど悪く、最悪な結果になってしまった。

■母子ともに死亡

ようやく病院にたどり着いたものの、そこでは「別の病院に行ってほしい」と言われたという。今度は救急車に乗りまたしても違う病院に向かった家族だが、その途中で赤ちゃんは死亡してしまった。

さらに母親の状態も悪化し、病院に到着後に診察した医師が死亡を確認。せっかくお産を終えはしたものの、赤ちゃんとの暮らしを始める前にこの世を去ってしまった。


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■親族の強い不信感

出産という命にかかわる場で医師の診察も適切な治療も受けられぬまま、息絶えてしまった母と子。親族は憤り、「医師、そして看護師らの怠慢がふたりの死を招いたのです」と話している。

出産時にかなり出血したため分娩室も悲惨な状態になったというが、分娩室の片づけさえも病院側は拒否。女性の親戚は「うちの16歳の娘が分娩室の清掃を命じられました」と話し、病院の対応を痛烈に批判した。

医療怠慢の疑いもあるとして調査が始まる予定だというが、女性と赤ちゃんの尊い命は戻らない。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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