産後に大量出血するも病院たらい回しで母子が死亡 医療怠慢の疑いも
出産の日を迎えた女性が病院に向かい赤ちゃんを産んだが、病院の対応は驚くほど悪く、最悪な結果になってしまった。
赤ちゃんとの対面を楽しみにしていた女性が、産後に驚くほど出血し体調を崩してしまった。それでも適切な対応をしてもらえず、声をあげて泣こうとしない赤ちゃんについても、十分な治療は受けられなかったという。
■産気づいた女性
インド・カルジャットで暮らしていた22歳の女性が、急に産気づいた。
「陣痛が始まりました」と伝えた上で病院に向かい、男の子を出産。しかしその直後に女性は大出血し、赤ちゃんも体を動かす様子がなかった。女性は明らかに輸血が必要な状態だったというが、病院にいるべき医師は不在だったという。
■病院の対応
動かず泣こうともしない赤ちゃん、そして大出血したままの女性を見た家族が心配したため、看護師は「個人経営の病院に行って診察してもらってはどうか」と家族に提案。それを受け入れた家族はさっそく別の病院に向かうことにしたが、看護師は同行を拒否した。
仕方なく、家族は医療スタッフの付き添いなしで別の病院に移ることに。出血が止まらず衰弱した女性と赤ちゃんを連れ、別の病院に向かったという。