梅沢富美男、“池袋暴走”被告の主張に声荒げ 「無罪って言葉をよく言えたな」
昨年4月の“池袋暴走事故”の被告が、8日の初公判で無罪を主張したことに、梅沢富美男が生放送で声を荒げた
8日放送の『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)に、俳優の梅沢富美男が出演。昨年4月に“池袋暴走事故”を起こし、自動車運転処罰法違反の罪に問われている、旧通産省工業技術院の元院長の被告が、同日開かれた初公判において起訴内容を否認し、無罪を主張したニュースに声を荒げた。
■「車の異常」と無罪主張
昨年4月、東京都池袋で暴走した乗用車が通行人を次々とはね、母と子2名が死亡、9人が重軽傷を負った。
被告は8日の初公判において、被害者や遺族に対し「心からお詫び申し上げます」と謝罪しつつも、「アクセルペダルを踏み続けたことはない」とし、事故については「車に何らかの異常があって暴走した」と、無罪を主張したという。
■梅沢「無罪って言葉をよく…」
報道を受けて、梅沢は「無罪を主張するって、『無罪』って言葉をよく言えたなと」と声を荒げる。
「大変なことをしたという気持ちが少しでもないんですか、こんないい年して。同じ昭和に生まれた人間として恥ずかしいと思いますよ」とさらに語気を強めた。
続けて「何人もの人に怪我をさせて、2人も殺しているんですよ。逆の立場で、自分のせがれもいるでしょう、孫もいるんじゃないですか? 子供もいると思いますよ。その人たちが死んだときに、向こうが無罪を主張して『あの人無罪にしてやってください』なんて言いますか」ともコメント。
「悔しくて悔しくて、涙も出るし…」と、涙を堪えながら訴えた。
■「無罪主張」に衝撃が広がる
被告が初公判の場で無罪を主張したというニュースは、インターネット上でも波紋を広げている。
同番組を見た視聴者からは「被害者や遺族の方の気持ちを考えると涙出てきた」「梅沢富美男さんの怒りもすごく共感する」といった声が。
同日は、この事故に関連するワードが複数トレンド入りを果たし、改めて事故の悲惨さ、人々に与えた衝撃の大きさを物語っていた。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)