大学生が経営するバナナジュース店が話題 「ゴリラによる」という店名のわけとは

ユニークな店名のバナナジュース店が話題。大学生たちがそのジュースに込めた思いとは…

2020/10/04 16:40

店舗外観
(写真提供:ゴリラによる人間のためのバナナジュース)

総務省家計調査で、2005年から2019年まで15年連続で「よく食べる果物1位」になっているバナナ。ビタミンやミネラル、食物繊維がバランスよく含まれており、タピオカの次に流行るのは、バナナジュースという説もある。

そんな今、京都にある同志社大生が経営するバナナジュース店が話題だ。


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■経営者がゴリラに似ているため

京都市営烏丸線丸太駅から徒歩8分の場所にある「ゴリラによる人間のためのバナナジュース」。この店を経営する同志社大学商学部3回生の吉岡氏を含めて、5名すべてのスタッフが同志社大生。「ゴリラによる」という店名の由来は、吉岡氏がゴリラに似ているからだそうだ。

スタッフ画像
(写真提供:ゴリラによる人間のためのバナナジュース)

吉岡氏は、中学時代にサイバーエージェントの藤田晋社長の著書を読み、起業に憧れを持つようになった。そのため、藤田社長の母校で、福井県有数の進学校である県立武生(たけふ)高校へ進んだ。

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■簡単に作れる朝食はないかと試行錯誤

同志社大に進学後、初めての一人暮らしで、朝なかなか起きられない生活を経験。特に1限の授業時には、朝食を作る余裕もなく、「何とか気軽に作れる朝食はないか」と考えていたという。そこで思い浮かんだのが、スムージ。

店内画像
(写真提供:ゴリラによる人間のためのバナナジュース)

早速ミキサーを購入して、バナナを入れたところ、「想像の何倍もおいしくて、衝撃を受けた」と語る。毎日のバナナジュースライフがスタートしたため、よりおいしく飲めるように工夫を重ねた。

もともと料理が好きだったという、吉岡氏。泊まりに来る友人に、バナナジュースをごちそうしたところ、大好評だったそうだ。


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■海外でのビジネス武者修行プログラムへ参加

また、経営の勉強のために、1回生時には、ベトナムでのビジネス武者修行プログラムに参加。2週間という期間の中、全国の大学生4人でチームを組み、バインミー(ベトナムのサンドイッチ)の新フレーバー開発に挑んだ。

パンの中にてりやきチキンを挟み込むアイデアでバインミーを完成させ、それが実際に商品化。好評を博し、現在も現地で販売されているという。

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