「愛妻家でも風俗には来る」 悩める妻たちにベテラン風俗嬢がやさしく解説
仲の良い夫婦は年月を重ねるごとに愛情を増していくもの。しかし、それぞれの性欲だけに目を向けると…?
自他ともに愛妻家を名乗っていた夫が、なんと風俗店に出入りしていた…。そんな事実が発覚したとき、妻は「こんなにも幸せで仲の良い夫婦なのに、なぜ…」と思い切り悩むことだろう。
なかなか理解できない部分も多い男の心と体、そして性。ベテラン風俗嬢がそのあたりについて解説し、世の妻たちの関心を集めている。
■既婚男性も多々利用
女手ひとつで2人の子を育てあげるため、オーストラリアのシドニーで長年にわたり性風俗業に従事していたというサマンサ・X(本名アマンダ・ゴフ)さん。
引退した後、著書『Hooked』および『Back on Top』に高級エスコート嬢として歩んだ半生を赤裸々に綴り、話題をさらっていた。独り身の男性ばかりか、身体に障害がある男性やガン末期の男性、そしてもちろん既婚男性のお相手を多々してきたという。
■風俗に通う既婚男性は3種類
風俗を利用する既婚男性は大きく分けて3種類だと解説するサマンサさん。
まずは、「妻とはセックスレスで愛情もない」という男性。サマンサさんを抱いた後に「妻にとって僕はただのATM。離婚での財産分与は腹立たしいし、子供がいるから別れられない」などとボヤく夫も少なくなかったという。
続いては「妻を愛しているが、セックスがマンネリ化して…」という男性。仕事が多忙で過労ぎみの男性でも、いざ事に及ぶと驚くようなパワーをみせることがあり、「セックスこそが元気の源」という男性の言葉は真実だという。
■どんな愛妻家でも…
そして最後が「妻を心から愛している。傷つけたくない。でも多様なセックスを楽しみたい」という愛妻家の男性たち。幸せな結婚生活を営む愛妻家の男性は多いが、巧みな嘘とアリバイ作りで彼らが妻を欺く様子を、サマンサさんは嫌というほど見てきたそうだ。
夫の風俗通いをおおっぴらに認める必要はないが、「男の性はどうにも我慢ができないもの。誰もがじつは風俗に行きたがっている」と考えてみるだけで、世の妻たちはもっと楽になれるのではないかという。
■浮気願望こそ問題
サマンサさんが最も嫌うのは、風俗を利用する夫たちではなく、浮気をする夫たちだ。
しらべぇ編集部では全国20〜60代の既婚男女773名に調査を実施。すると「何があっても浮気しない」と心に決めているのは、年代が上昇するごとに女性では増加傾向を示すのに対し、男性ではむしろ減少していくことが判明した。
世の夫たちは年齢を重ねるごとに、妻を裏切ってはならないという気持ちより「浮気は男の甲斐性」という気持ちが勝っていくのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国20代~60代結婚している男女773名(有効回答数)