過激なバトルゲームをプレイ中に12歳少年が心臓発作死 禁止令を出す国が相次ぐ

ゲームは現代人にたくさんの興奮と楽しみを与えてくれる。ストレス解消にもおおいに役に立っているかもしれないが…。

2020/10/04 16:20

ゲーム依存症
(Nastco/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

死闘の描写が、ますますリアルかつ過激になっている近年のバトルゲーム。心身が未熟なうちから残虐で狂暴なゲームに没頭することの問題を指摘する声は多いが、このたび12歳の男の子がそんなゲームの最中に突然命を落とし、波紋を広げている。


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■ゲーム開始わずか1時間で

エジプトで先月下旬、人気バトルロイヤルゲーム『PUBG (PlayerUnknown’s Battlegrounds)』に夢中になっていたムハンマド・S くんという12歳の少年が、ゲーム中に心臓発作を起こして死亡した。

ゲームの重度依存で命を落とす若者については、何時間でも座り続ける状況に問題があったケースがほとんどだが、ムハンマドくんはゲーム開始からわずか1時間でショックを起こしていた。

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■市場で大人気の対戦ゲーム

2016 年に誕生した『PUBG』は、輸送機から孤島に降り立った最大100人までのプレイヤーが、生き残りをかけ情け容赦なく周囲を倒していくバトルロイヤルゲーム。今、世界で人気の高いゲームの 1 つだ。

そんなゲームのプレイ中にムハンマドくんは突然倒れて救急搬送されたが、両親が気づいた時、すでに心肺停止の状態に陥っていたという。

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■血圧の急激な上昇が判明