過激なバトルゲームをプレイ中に12歳少年が心臓発作死 禁止令を出す国が相次ぐ
ゲームは現代人にたくさんの興奮と楽しみを与えてくれる。ストレス解消にもおおいに役に立っているかもしれないが…。
死闘の描写が、ますますリアルかつ過激になっている近年のバトルゲーム。心身が未熟なうちから残虐で狂暴なゲームに没頭することの問題を指摘する声は多いが、このたび12歳の男の子がそんなゲームの最中に突然命を落とし、波紋を広げている。
■ゲーム開始わずか1時間で
エジプトで先月下旬、人気バトルロイヤルゲーム『PUBG (PlayerUnknown’s Battlegrounds)』に夢中になっていたムハンマド・S くんという12歳の少年が、ゲーム中に心臓発作を起こして死亡した。
ゲームの重度依存で命を落とす若者については、何時間でも座り続ける状況に問題があったケースがほとんどだが、ムハンマドくんはゲーム開始からわずか1時間でショックを起こしていた。
■市場で大人気の対戦ゲーム
2016 年に誕生した『PUBG』は、輸送機から孤島に降り立った最大100人までのプレイヤーが、生き残りをかけ情け容赦なく周囲を倒していくバトルロイヤルゲーム。今、世界で人気の高いゲームの 1 つだ。
そんなゲームのプレイ中にムハンマドくんは突然倒れて救急搬送されたが、両親が気づいた時、すでに心肺停止の状態に陥っていたという。