映える1枚を撮るため木に登り… 40代男性が崖から海に転落して帰らぬ人に
木によじ登り、ポーズを決めようとした男性。そのとき思いもよらぬことが起き、男性は亡くなってしまった。
■死亡した男性
病院に到着し医師団の診察を受けたガステラムさんだが、すでに手遅れで、その場で死亡が確認された。
ガステラムさんらが写真を撮影しようとしていた崖は非常に危ない場所で、「危険」「ここから先には立ち入り禁止」と書いた看板も近くに立てられていたという。また、この崖からは過去に50代の男性がやはり転落し、遺体すら発見されなかったとアメリカのメディアは伝えている。
■写真撮影中の死亡例
素晴らしい場所で、あっと驚くような写真を撮影したい。そんな考えで、危険な行為に出てしまう人が後を絶たない。
2019年11月にはフランス人旅行者(33)がタイを訪問し、ある滝を見て感動。滑りやすく危険な場所だったにもかかわらずセルフィーの撮影を試み、滝に転落して死亡した。こちらについては捜索活動が大変困難だったといい、遺体の発見に至るまで数時間を要したと報じられた。
写真や動画の撮影は楽しいかもしれないが、命を落としてしまっては意味がない。陽気で楽しいことが大好きだったというガステラムさんの突然の死に、遺族は衝撃を受け、深い悲しみに暮れている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)