ハロウィン当日、迷惑パリピはやっぱり渋谷に集まる? 渋谷区長も諦めモード
渋谷ハロウィンまであと1ヶ月。約10万人が集まり、夜通し騒ぎまくる参加者以外は超迷惑なアレだ…。
■それで解決するほど甘くない?
このバーチャル渋谷、たしかに色々なコンテンツを用意しており興味を抱かせることは間違いない。しかし、渋谷で仲間とコスプレをし街を闊歩する楽しみを知っている若者たちが、画面を通した渋谷を見るだけで満足できるのか。現実はそんなに甘くはないだろう。
長谷部区長もそれについては「バーチャル空間だけですべてが解決するとは思っていない。ただ新しい動きを起こすことが重要。色々な課題があるが、みんなで力を合わせて乗り越えていきたい。夜通し仮装して外を練り歩くような光景はゼロになるように願っている」と本音を明かし、繰り返し協力を呼びかけていた。
■警備スタッフの配置も…
同会に出席した渋谷区観光協会代表理事の金山淳吾氏も、「昨年、一番多くの人が集まった時間帯にはおよそ7万もの人がいた。トイレ、ゴミ箱などこれを支える公共インフラが地域にはなく、路面店にも損害が出ている。今年はインバウンドの外国人観光客がいないので一定の沈静化が予見されるが、コロナ下で人が集中することだけは避けなくてはならない」と危機感を募らせる。
当日は警備スタッフの配置なども検討段階にあると明かしており、例年より人出は減少するかもしれないが、完全に自粛させることが難しいという本音が見え隠れしていた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)