コロナ禍でも会いたくて… 恋人宅侵入の少年を殺害した親族らが逮捕
14歳の彼女に「会いたい」と言われ、家に向かった少年。それに気づいた少女の家族らは少年を許さず、殴りかかった。
■少年の死
少女の親族と隣人らは、少年とその友人に凄まじい暴行を加え続けた。少年らも抵抗を試みたが無駄で、とりわけ少年のケガがひどかった。
ほどなくして現場に到着した少年の家族と警察は、半殺しにされた少年を保護し病院に搬送。だがすでに手遅れで、頭部と首に重傷を負い大出血していた少年は、病院で死亡を宣告された。友人もさんざん殴られケガを負ったが、命に別状はないもようだ。
森で隠れていた少女も数時間後に発見され、保護された。
■遺族の嘆き
少年の死後、警察は少女の親族2名、また隣人2名の計4名を逮捕した。現在も残るカースト制ゆえに、家族が少女と少年の交際をよく思っていなかった可能性もあると警察は発表している。
少年の父親の悲しみは深く、「むごい殺され方でした」「ふたりの交際が嫌だったのだとしても、なぜ息子を殺す必要があったのでしょうか」とコメント。若くして亡くなった息子を悼み、悔しさをにじませた。このような形で恋人に死なれた少女の悲しみも、いかばかりだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)