離婚した夫の若い新恋人に嫉妬 我が子の前で殺害した女教師に重刑か

双方が「新しい恋人ができようが、再婚しようが構わない」と感じる離婚は、じつは少ないのかもしれない。

2020/09/27 06:45

離婚・女性
(Aramyan/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

双方の気持ちに温度差があるなかでの離婚は、難航することも多いと言われている。そして片方に未練がある場合も要注意。相手に新しい交際相手ができたと知ったとき、これが強い嫉妬に転じる可能性を決して否定できないからだ。


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■人気教師だった容疑者

米国・ユタ州リーハイ市のスカイブリッジ高校で、人気教師としてヨガや精神保健学を指導してきたチェルシー・ワトラス・クック(33)。二児の母親でもあるこの女は今、罪もない女性を殺害した容疑で裁かれようとしている。

どの審問でも無表情を貫いてきたチェルシー容疑者。しかしすべての容疑を認めており、有罪判決なら最低でも34年間の禁錮刑を言い渡される可能性があるという。

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■離婚後の夫は若い女性と交際

チェルシー容疑者と2018年1月に離婚したトラヴィス・クックさんは、その後、銀行の窓口で働いていたリサ・ヴィレイト・ウィリアムズさん(当時26歳)と知り合い、同年春から交際するようになった。

闘病中の親族を世話するためにリーハイ市に転居してきたリサさん。彼女は思いやりのある親切な人柄で誰からも好かれ、トラヴィスさんの双子の子供たちの面倒も積極的にみていた。

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■夫の新恋人に激しく嫉妬

トラヴィスさんとリサさんは子供たちを引き取り、新たに家庭を築こうと考えるようになったが、チェルシー容疑者はそんなふたりにひどく嫉妬。リサさんの職場に嫌がらせの電話をかけ、インターネットで個人的に嫌がらせをし、脅迫状を送りつけるなど内容はどんどんエスカレートした。

警察に相談した際、リサさんは強い法的措置を提案されるも、子供たちの名誉や将来を考えて拒否。チェルシー容疑者に「私のことを受け入れ、どうか温かく見守ってほしい」とだけ告げていた。


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■幼い我が子の目の前で発砲

チェルシー容疑者による凶行は、2018年11月15日の夜、ミッドヴェール市のトラヴィスさんのアパートでクリスマスの飾りを行っていたときに、幼い双子の目の前で行われた。

突然アパートに入り込んできてリサさんを恫喝し、バスルームに立てこもったチェルシー容疑者について、トラヴィスさんが911番通報。その直後に2度の発砲音が鳴り響き、胸と背に被弾したリサさんは搬送先の病院で死亡した。

人気の女教師が我が子の目の前で殺人事件を起こしたことに、高校の教え子たちはいまだ強いショックを受けているという。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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