病院に運ばれた女児が「死なせて」と医師に懇願 虐待した両親の身柄を確保
両親に愛されるどころか、繰り返しひどい虐待を受けていた女の子。病院に搬送された彼女が願ったのは、死だった。
両親だけでなく、オジにまで虐待され苦しい日々を過ごしていた7歳の女の子。その妹も過去に死亡していることから、ようやく本格的な捜査が始まった。
■重傷を負った女児
8月21日のこと、メキシコで暮らす7歳の女の子が家族に虐待される様子を隣人が目撃。すさまじい暴行を受け負傷していたことから、隣人は女の子を連れて慌てて病院へ向かった。
重傷を負っていた女の子は生きる気力をもなくしており、病院で治療にあたった医師団も、その様子にひどく驚いたという。
■死なせてと懇願
少しでも早く治してあげたい。その一心で治療を開始した医師らに対し、女の子は「治療はしないで」「死なせて」と要求。その理由を問われると、「家に帰っても両親に殴られるだけ」「だからもう死んでしまいたい」などと話したという。
女の子は片方の肺が潰れており、背中にはヤケドの痕も残っていた。また両腕・両手にはタバコを押し付けられた形跡があったほか、性的虐待を受けていたことも明らかになったという。