小学生の父親が学校に不満爆発 マスク着用に猛反対し校長を平手打ち

子供たちのマスク着用に反対するある親が、小学校に出没。校長先生に不満をぶちまけ、騒動を起こした。

■校長も思わず涙

大ショックを受けた校長先生は悲鳴をあげ、他の教職員に救いを求めた。そのすきに、父親は学校から逃走。その後に警察が介入したかについては、現時点では報じられていない。

校長先生はメディア取材に応じ、「あの保護者の息子さんは、(親の行動にショックを受けて)泣いていました」「私も涙が出てしまいます」と動揺した様子で話した。校長先生は女性だが、父親は容赦なく顔を叩きつけたのだという。


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■さらにひどい事件も

ギリシャでは、高校でも似た事件が発生。そちらはマスクを配布中の教員に生徒の父親が近づき殴ったという事件で、教員は2針縫うケガを負った。この件で逮捕された父親には有罪判決が下され、学校への寄付金という形で罰金の支払いが命じられた。

マスク着用については、「健康にひどい害がある」「新型コロナウイルスの感染拡大予防には全く役立たない」という正しくない情報がSNSなどで拡散。それをうのみにし、誤解している保護者も確かにいる。

熱中症などの心配もあり常にマスクを着用しておくことは困難だが、インフルエンザが流行する時期が近づくなか、ツインデミックを懸念する声もある。主にSNSで拡散している誤った情報に惑わされないよう、可能な限り感染予防を意識していく必要がある。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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