切断した脚の持ち帰りを求められ卒倒した患者家族 病院側と意見対立も

「ご主人の脚です、持って帰ってください」と言われた妻。その衝撃は、あまりにも大きかった。

■病院側の主張

この会議に出席した医師によると、手術が行われた病院にも以前は廃棄物を処理する施設があったのだという。しかしそれが地元住民に荒らされ、結局は取り壊されてしまったとのこと。

施設の再建設にあたっては新たに許可を得る必要があり、かなりの費用もかかるため実現には至っていないのだという。

また妻が受け取りを拒否せず助けも求めなかったため、そのまま袋を手渡したとのこと。「いずれ利用する予定の墓地に、まずは切った脚を埋めてもらえばいいと考えたのです」とも医師は明かした。


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■当局も調査を開始

この病院に対し批判の声が噴出したことをうけ、当局は特別委員会を設けることを決定。さっそくこの件につき調査を開始しており、その終了を待って結果を公表すると発表している。

病院にも事情はあったというが、切断したばかりの夫の脚を渡された妻のショックはあまりにも大きかった。妻は氏名も明かしておらず、夫がなぜ脚を切断したのかも公表していない。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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