切断した脚の持ち帰りを求められ卒倒した患者家族 病院側と意見対立も
「ご主人の脚です、持って帰ってください」と言われた妻。その衝撃は、あまりにも大きかった。
手術で切断した脚の処理に困った病院側が、患者の家族に「持って帰って」と依頼。袋詰めの脚を渡された妻は恐怖に震え、倒れてしまったという。
■手術後の意外な要求
ウクライナ・ムィコラーイウの病院にて、ある男性患者の手術がおこなわれた。
それは両脚を切断するという大手術で、病院から連絡を受けた妻は、手術が終わるまで院内で待機することに。手術が終わり妻に会った医師らは、切断した脚を詰めた袋を手渡し「持って帰ってください」と要求した。
夫の体の一部とはいえ、切ったばかりの脚を渡された妻は意外な要求に愕然。大変な衝撃を受け、震え上がったという。
■恐怖のあまり失神
この件につきこのほど妻と病院職員らが出席しての公開会議が開かれ、憔悴した様子の妻に代わって友人が壇上へ。「彼女は病院を出たあとに気絶してしまったのです」「(切断したばかりの両脚を入れた袋を肩に担ぎ)そのぬくもりを感じるはめになったのです」と語り、妻はときおり涙をぬぐい動揺した様子を見せた。
それでも病院側は強気の姿勢を崩さず、意外な釈明と反論で妻らを驚かせた。