井上公造氏、芸能界の世代交代を分析 「ベテランの場所がない」と断言する背景は…
21日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』で、芸能界全体に世代交代の波が来ていると語った芸能リポーター・井上公造氏。確かに思い返してみると…
■確かに進んでいる世代交代
確かに、現在の芸能界では、退所やYouTube進出による世代交代が加速。ジャニーズでは錦織・植草のほか、中居正広や長瀬智也といったベテラン勢が続々と退所を発表。一方、近年デビューしたKing&PrinceやSixTONESらは、並み居る先輩格を凌ぐ好調なセールスを記録している。
ジャニーズ以外にも、オスカープロモーションから米倉涼子や剛力彩芽といった退所者が続出。他方で、こうした穴を埋めるかのごとく、小芝風花や髙橋ひかるといった若手が台頭中だ。
■お笑い界ではより顕著に
お笑い界を見ると、「闇営業騒動」で吉本興業を契約解除された宮迫博之や、コンビでの地上波レギュラーがなくなったとんねるず・石橋貴明らがYouTuberとして活躍中。
入れ替わるように、「お笑い第7世代」と呼ばれる新世代の芸人たちが登場し、バラエティを席巻する一大ムーブメントを引き起こしている。また、彼らの場合、「容姿イジリNG」「人を傷付けない笑い」といった新しい笑いのスタイルも世代交代を印象づけているだろう。
ネットの発達や事務所移籍の規制緩和など、これまでの慣習が通じなくなってきている芸能界。2020年代に入り、この流れはさらに加速していきそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)