妊娠後期の妻の腹を蹴った夫に死刑判決か 赤ちゃんは新生児仮死の後に死亡
身重の妻に激しい暴力を働いた夫。最悪な家庭内暴力致死事件は今後どのように裁かれるのだろう。
■2006年にも服役を経験
州検察官のCJ・ロビンソン氏はメディアの取材に応じ、ハンドリー被告が2006年に自動車事故を起こし、同乗していた19歳の男性を死なせたことから6ヶ月間服役していたことを明らかにした。
また、家族が増えるにもかかわらず夫妻は経済的な問題を抱えていた。被告はエイドリエルくんが誕生した直後にクラウドファンディングにページを開設。育児資金として日本円で80万円弱を目標に、人々に募金を呼び掛けていたという。
■死刑の可能性も
12歳未満の命を奪った者については、死刑か終身刑に処するという法律があるアラバマ州。身重の妻に激しい暴力をふるい、赤ちゃんに致命傷を負わせた粗暴さを考え、多くのメディアが「死刑が宣告される可能性がある」と報じている。
現在ハンドリー被告の身柄は同州のアウタウガ郡拘置所にある。保釈保証金は25万ドル(日本円で約2,600万円)と設定されたが、支払われたという情報はないようだ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)