ポケモンの一番くじ、初日から転売ヤーの餌食に… 「マジでエグい」
ポケモンの人気キャラ「ミミッキュ」を題材にした一番くじが発売。すでに転売目的で購入されるケースも…
『ポケットモンスター』(以下、ポケモン)に登場する、ばけのかわポケモンの「ミミッキュ」を題材にした『一番くじ Pokemon Mimikkyu’s Antique&Tea』が9月19日から発売。価格は税込650円で、書店、TSUTAYA、アニメイト、ホビーショップ、ゲームセンター、ポケモンセンターなどで取り扱っている。
■人気キャラだけに売り切れ報告も…
A賞では懐中時計、B賞ではぬいぐるみ、C賞ではティーカップとソーサーのセットが当たり、全体的にアンティーク調の雰囲気。ポケモンの中でもとくに人気のキャラクターだけに、ツイッターでもトレンド入りするほど盛り上がっており、「すでに売り切れていた」などの報告も相次いでいる。
筆者も同日午後3時頃に書店に向かったが、すでに売り切れていた。本気で一番くじをゲットするには遅い時間帯ではあるが、ツイッターでも「朝イチで行ったのに惨敗」という報告も少なくない。
■高額転売も相次ぐ
また、フリマアプリではすでに転売が始まっており、A賞は4,000円前後、B賞とC賞は3,500円前後、ラストワン賞の「ばけのかわぬいぐるみ」は6,000円ほどで出品されている。中には、セット販売で1万円を超える金額で取引されているものもあった。元の価格が650円ということを考えると、高額転売といって差し支えないだろう。
こうした転売の実態に、「マジでエグい」「本当に悲しい」と嘆くファンもみられ、「転売ヤーと思われる人が目の前で全部買って行った」などの声もあがっている。
■転売ヤーは規制すべき?
ラストワン賞がある一番くじという性質上、残り個数が少なくなるにつれて売り切れるスピードが早くなってしまうのは仕方ない。
ただ、転売目的で買い占める場合は別で、純粋にくじを楽しむことができないこの状況に怒る声は数多い。ちなみに、しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,880名に調査したところ、60.5%が「転売ヤーを規制すべきだと思う」と回答している。
人気作品の一番くじ発売とともにこういった問題が起こるのはもはや恒例ともいえるが、やはりモヤモヤするファンは多いに違いない。
・合わせて読みたい→ユニクロ、『鬼滅の刃』Tシャツ大量転売にファン激怒 「本当にやめて」
(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:全国10代~60代の男女1,880名 (有効回答数)