衰弱した息子を自宅で世話し続け… がんで死亡させた両親が虐待容疑で逮捕

長く苦しみ、14歳で亡くなった少年。死因はがんで、早く治療を受けていれば回復していた可能性が高いという。

■両親の主張

少年の全身を確認した医師団は、「ここ半年から1年の間に、がんが一気に進行した可能性が高い」との見解を発表。また「もっと早く治療を受けていれば、治る可能性は確かにありました」とも付け加えている。

手遅れになるまで息子を病院に連れて行かなかった両親は、当局に理由を問われ「医療保険に入っていませんでした」「息子が病院に行くのを嫌がったのです」などと話しているという。


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■身柄を確保された両親

当局はネグレクトによる虐待死とみなし、両親の身柄を確保した。ふたりは10月に出廷することが決まっており、そこで少年が死に至るまでの経緯をより詳しく話すとみられている。

この少年について、医師らは「親に殺されたようなものだ」と警察に話しているという。治療を受けられず苦しみに耐えていた少年は、14歳の若さでこの世を去ってしまった。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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