食事は米と水だけ 壮絶な虐待受け死亡した9歳少年の両親を逮捕

再婚相手が息子を虐待していると知りつつ、助けようともしなかった父親。そのせいで、息子はわずか9歳にしてこの世を去った。

■少年の死

ついにエムリック君は衰弱し動かなくなったが、両親は虐待発覚を恐れ何時間も放置。ようやく救急車を呼んだときにはすでに手遅れで、救急隊員が到着したときには心拍も確認できない状態だった。

エムリック君の小さな体はあざだらけで、とりわけ股間、お尻、両脚と胴体はひどい状態になっていたとのこと。虐待行為が明らかになったことから継母と父親は警察に身柄を確保され、他の子供たちは現地の施設に送られたという。


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■悲しみの声

エムリック君のオバはメディアの取材に応じ、「あの子は私にとってはわが子同然でした」「私のことをママと呼んでくれていたのです」と告白。当局も拷問と表現するほどひどい虐待を受け亡くなった甥を悼み、「なぜこのようなことになったのか理解できません」とも語った。

カリフォルニア州で暮らすエムリック君のオジは、「遺体はこちらに運び埋葬してあげたい」と願っているという。死に至るまでの数週間、ひどい暴行にひたすら耐えていたエムリック君。頼りにしていたにちがいない父親は、息子を裏切り見殺しにした。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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