食事は米と水だけ 壮絶な虐待受け死亡した9歳少年の両親を逮捕
再婚相手が息子を虐待していると知りつつ、助けようともしなかった父親。そのせいで、息子はわずか9歳にしてこの世を去った。
新型コロナウイルスの感染拡大が深刻になり、家でほとんどの時間を過ごしていた少年。その少年を疎ましく感じた父親の再婚相手は、容赦ない虐待を繰り返した。
■継母に疎まれた少年
米国・アイダホ州で暮らしていたエムリック・オスナ君(9)は、父親とその再婚相手、そして3人のきょうだいと暮らしていた。
しかしパンデミックの影響で休校が続き、家でほとんどの時間を過ごすように。同じ理由から在宅ワークに切り替えた継母はエムリック君を毛嫌いするようになり、食事もろくに与えず殴るようになった。
家にこもっていたことからエムリック君は助けを求めることができず、継母の行動はエスカレートするばかりだった。
■凄まじい虐待
継母はエムリック君の股間をたびたび蹴り上げ、フライパンなどを用い殴打することも。ベルトで殴ることもよくあったというが、しばらくするとベルトより重い犬用の綱を使うように。エムリック君はお米と水しか与えられず、夜になるとクローゼットに閉じ込められた。
そんな暮らしでボロボロになっていたエムリック君だが、父親はすべてを知っていながら助けようともしなかった。