コロナ禍で祖母に会えず 恋しくてたまらず家出した小学生を保護
大好きなおばあちゃんに会いたい。そう願った少年が、なんと家出。警察も動く大騒動になった。
パンデミック発生により、数キロ離れた場所で暮らす祖母に会いに行けなくなってしまった6歳の男の子。そこで男の子は家出を決意。ひとりで祖母の家を目指したが、計画は大失敗に終わった。
■祖母を恋しく思った少年
インドのベンガルールで暮らすある少年(6)が、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻になったことで、ある悩みを抱えた。
それは自由に外出ができなくなったことで、自宅から8キロ離れた場所で暮らす大好きな祖母に会えないことが特につらかったとのこと。そこで両親にはたびたび「おばあちゃんの家に連れていって」と頼んだが、両親が首を縦にふることはなかった。
■家出を決行
祖母に会えないストレスは相当なものだったとみられ、少年はついに家出を決意。8月14日には家を抜け出し、たったひとりで祖母宅を目指して移動を始めた。
しかしこの時期にたったひとりで歩いていたため、少年はかなり目立ったもよう。たまたま少年を見かけたタクシー運転手がひどく驚き、交通巡査を見つけて「小さな子がひとりで歩いています」「バスかタクシーに乗ろうとしているようです」と伝えた。