30代女性の半数が「仕事で書類郵送は必要」 ペーパレス化はまだ先か
ネット環境さえあれば、書類はメールで送れる時代である。しかしそれでも、書類の郵送はなかなか減らない。
■相手の環境も影響
デジタル化を進めるには、相手の環境も整わないと無理である。
「うちの会社はペーパレス化を進めているけれど、紙を完全にゼロにするのはやはり難しい。こちらだけで完結できるものならいいけれど、取引先の都合もある」(30代・女性)
「BtoCの仕事をしていて、お客様への案内などは郵送で送ることがほとんど。すべてをデジタル化するには、相手の環境も整わないと無理なので」(20代・男性)
■個人の意識では限界が
個人的にはペーパレスを意識しているが、会社全体で取り組む必要があるとの声も。
「個人的に紙を減らすようにはしているけれど、会社全体で取り組まないと意味がない。郵送だと送料もかかるため、ペーパレス化は経費削減にもなるのに」(20代・男性)
「人事の仕事をしているので、履歴書を郵送で受け取ることも多い。僕自身としてはすべてデジタルにしてもいいと思うけれど、そうはいかないみたいだから」(30代・男性)
まだまだ、紙の書類をメインに扱う会社がたくさんあるようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国10代~60代有職者の男女827名(有効回答数)