教師がスクワットジャンプ100回の罰を命じ… 従った生徒死亡で学校は謝罪
生徒の体調を考慮せず、とんでもない命令を下した教師。その後に生徒が死亡したことを受け、学校側も責任を認めた。
事情があって宿題ができなかった生徒を、許さなかった教師。下した決断は「罰を下すのが妥当」というもので、その命令に従った生徒の体調は急激に悪化した。
■体調を崩した少年
タイの学校に通う13歳の少年が、8月31日に体調を崩した。
ひどい体調不良を訴えていた少年は、数日にわたり学校を休み、ようやく登校を再開。欠席している間に出された宿題は当然できなかったが、少年はそのまま学校に行き、教師に事情を伝えたという。
■少年に与えた罰
「宿題をやってきていません」という少年の話を聞いた教師は、いきなり激怒。欠席の事情をまるで考慮せず少年に罰を与えることを決め、「宿題をやってこなかったお前が悪い」「今から100回、スクワットジャンプしろ」と命じたという。
少年は教師の命令通り、スクワット状態からジャンプするというハードな動きを100回もこなした。だが病み上がりの体にはかなりきつかったとみられ、その後ほどなくして再び体調を崩してしまった。