不当なスマホ修理代を要求された16歳少年 不安と恐怖に耐えきれず自殺未遂
たまたまぶつかった相手が、怖い人だったとしたら…。16歳の少年は暴力を振るわれたうえに恫喝され、死ぬしかないと考えた。
少年が自転車で移動中に、ある男に衝突。男のスマホが破損したことから思いもよらぬトラブルが発生し、耐えきれなくなった少年は飛び降り自殺を試みた。
■スマホを壊した少年
インド・デリーで暮らすある少年(16)が、自転車に乗って外出した。
目的地は、父の職場。急いでいたのか少年は突然バランスを崩し、ある男(30)に当たってしまった。この瞬間に男が持っていたスマートフォンが地面に落ち、破損。激高した男は少年を怒鳴りつけ、いきなり頬をひっぱたくなどして震え上がらせた。
少年から事故について連絡を受けた父親は、その場に急行。「修理代は支払います」と話したが、男はなかなか納得しなかったという。
■修理費用でトラブルに
修理費用を調べた父親は、近くにあるスマートフォンショップで直してもらえることを確認。その費用を払うと伝えたが男は納得せず、「そこはイヤだ」「メーカーのサービスセンターで修理させたい」と言い張り、3倍近い費用の支払いを要求した。
困り果てた父親は「大金は支払えません」と伝え、最初に提示したお金にいくらか上乗せした形で許してもらうことに。さっそくお金を用意するためその場を去り、息子は男と一緒に父の帰りを待つことになった。