給料の少なさを恨み雇用主を殺害 遺体を井戸に捨てた男を逮捕
仕事を始めて数ヶ月。「月収が少ない」と雇用主に不満をぶちまけ逆にキレられた男が、徐々に相手を恨むように…。
■井戸から異臭
この日、ある畑の地主が井戸から漂う異様な臭いに気づき通報した。駆け付けた警官隊が井戸の中を確認し、投げ捨てられていた雇用主の遺体を見つけて引きあげた。
続いて男を捜し出すべく捜索活動を開始し、親戚の家に隠れていたところを発見。身柄を確保し事情を聴いたところ殺害を認め、「棒で殴りつけた後、刃物で切りつけて殺しました」などと話したという。
■男の供述
男は雇用主を殺害した理由について、「口論になった際、僕はあいつに頬を叩かれたんです」と告白。「良い給料を提示されていたのに、約束よりずっと少なかった」とも話し、雇用主の暴力と嘘がトラブルの原因だったと示唆しているという。
肝心の雇用主は死亡しているため、今後は甥を含む関係者への聞き取り、また契約書があるとすれば、その内容確認も始まるはずだ。
無事に容疑者は捕まったものの最悪の結果となり、雇用主の遺族はもちろんのこと、井戸を遺体の隠し場所に使われた人物も大変なショックを受けているに違いない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)