給料の少なさを恨み雇用主を殺害 遺体を井戸に捨てた男を逮捕
仕事を始めて数ヶ月。「月収が少ない」と雇用主に不満をぶちまけ逆にキレられた男が、徐々に相手を恨むように…。
思っていたほどの給料を得られず、腹を立てたある男。それが原因で雇用主と頻繁に衝突するようになり、憎悪を募らせて「あいつを殺してしまおう」と思うようになった。
■新たな仕事に就いた男
インドのハリヤーナー州で暮らしていた45歳の男性は、甥と共に乳製品を扱うビジネスを立ち上げ稼いでいた。
仕事は順調に増え、ふたりでは対処しきれないほど多忙に。そこで職員を雇うことを決め、今年6月にはレストランで働いていた男を採用。アシスタントとして働かせることにした。
このときに報酬については話し合い、互いに納得していたというが、その後ほどなくして男は雇用主に不満を漏らすようになった。
■雇用主を殺害
月収が少なすぎる。それが原因で男は雇用主に文句を言い続け、ふたりの関係は急激に悪化。8月11日にも激しい口論が勃発し、甥が間に入り喧嘩をやめさせたという。
しかし男の怒りは収まらず、周囲に誰もいないタイミングで雇用主を襲撃。死んだことを確認した後に遺体を井戸に投げ捨て、逃走した。
ふたりが姿を消したという知らせを受けた警察は、誘拐事件の可能性もあると考え捜査を開始。そして雇用主の死から約10日後、警察にある情報が寄せられたことで捜査が急展開した。