コロナ帰省中の家賃めぐりトラブル発生 同居人2人を殺害した男を逮捕
お金に困っているときに、「家賃を払え」と言われカッとなった男。口論が激化するにつれ、男の怒りは殺意に変わった。
■芽生えた殺意
「そもそもここ数ヶ月、俺はここで暮らしていたわけじゃない」。そう考えた男は支払いを拒否。
しかし、男が不在のあいだ普段より多く払い続けていたルームメイトたちは、勝手な言い分に激怒。8月30日に勃発した口論は31日になっても終わらず、怒り狂った男はルームメイトたちが眠るのを待って、ナイフで襲撃した。
男のために部屋を維持しておこう。そう考え家賃を払っていたにもかかわらず、ルームメイトたちは致命傷を負わされ帰らぬ人となってしまった。
■逮捕された男
騒ぎを聞きつけた警官隊が、その後に現場に急行。複数の刺し傷を負い死んでいるルームメイトたちを発見した。男はアパートを出て再び故郷に戻っていたが、ほどなくして警察に見つかり身柄を確保されたという。
「数ヶ月も留守にしていた」「だから家賃を払う義務なんかない」と言い張り、殺人事件まで起こしたこの男。殺害されたルームメイトたちも決して裕福だったわけではなく、家族のために都会で必死に働いていたと現地メディアは報じている。
・合わせて読みたい→母親の遺体を道に捨てたお騒がせ息子 新型コロナ死への疑いと差別を恐れて…
(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)