企業を困らせるモンスタークレーマー 遭遇率に地域差も判明
モンスタークレーマーに遭遇したことがあるか聞いてみると…
①路線バスに乗り遅れて…
「路線バスで定刻に発車しようと扉が閉まったバスに、60代くらいの女性が走り寄ってきて、扉を『開けろ』と言ってドンドンと叩いた。運転手が仕方なく開けると、『なぜ閉めたのか』と詰め寄っていた。運転手は冷静に対応していたけど、あれは完全な難癖だと思う」(30代・男性)
②電車が人身事故でストップしていると…
「電車が人身事故でストップしている際、駅員に『早くしろ』『今すぐ動かせ!』と怒鳴りつけている中年がいた。気持ちはわかるけど、駅員のせいで止まっているわけではないので…。ああいう人間には、なりたくないなと思いましたね」(30代・女性)
③携帯ショップで…
「携帯ショップで順番を待っていると、60代ぐらいの女性が『このアイコンを消してほしい』とスマートフォンを持ってきた。店員が『只今1時間半待ちになります』と説明すると、『これくらいすぐでしょ』『あなたがやってよ』とゴネ始めた。
結局押し問答が続き、『あんたたち、使えないわね』と捨て台詞を吐き、去っていった。アイコンを消すくらい、誰かに聞けばわかるのに…」(20代・男性)
社会問題化するモンスタークレーマーたち。正当な理由なら問題ないが、正義感や満足感を得られてしまうが故に、クレーマーになってしまう例もあるようだ。
・合わせて読みたい→レジ袋有料を告げると客から耳を疑う“ひと言”が… 『グッディ』の特集に反響
(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女2,168名 (有効回答数)