母親と喧嘩しアパートで6時間立てこもり 50代女の身柄を確保
親子喧嘩で荒れ狂い、「死んでやる」と騒いだ女。駆け付けた警察が女の身柄を確保したが、母親は「娘を許します」と語っている。
老いた母親と口論になり、アパートに立てこもったある女。警官隊やレスキュー隊も駆けつける大騒動に発展し、解決には長時間を要したという。
■母親と暮らしていた女
9月2日のこと、シンガポールにあるアパートで暮らすある女(50)が、老いた母親(80)と口論になった。
この女は10代の頃から精神的に不安定で、たびたび母親を困らせていたとのこと。そのため病院で治療を受けずいぶん落ち着いてはいたというが、母親とは頻繁に衝突。女は物を投げて暴れることもあったといい、過去にはソーシャルワーカーが間に入り和解を促したこともあった。
■立てこもり事件に発展
この日の荒れようは特にひどく、女は「死んでやる」と騒ぎ母親と共にアパートに立てこもった。通報を受けた警察は、レスキュー隊と現場に急行。女が屋上に行き飛び降りる可能性を想定してか、一部はアパートの屋上に行き、そこで待機したという。
また通りにいた警官らはすぐにセーフティーエアクッションを置き、女を受け止める準備を完了。また通行人が巻き添えになることを防ぐため、アパート周辺へは近寄らないよう呼びかけたという。