散歩中に強風で木が倒れ… 頭に直撃した8歳女児が死亡し妹は重傷
風が強く吹いていた日に、外を歩いていた女の子。倒れた木の直撃を受け、そのまま帰らぬ人となってしまった。
■脳の手術を受けた妹
ヘリコプターで現場に向かった医療チームは、倒れていた姉妹の様子を確認。生きてはいるが重傷を負っていた妹を救うためその場で可能な限りの処置をほどこし、ヘリコプターに乗せて施設の整った病院に搬送した。
病院で脳の手術を受けることになった妹だが、このとき事故について知ったチャリティー団体は、家族のために病院のすぐ近くにある宿泊先を手配。そのおかげで、家族は娘の回復を近くで見守ることができたという。
■遺族の願い
8歳の女の子が亡くなりショックを受けたものの、下の子がどうにか助かったことに遺族は安堵した。悲しみに暮れながらも「ひとりはどうにか助かりました」「感謝の気持ちでいっぱいです」という家族は、基金を募るキャンペーンを開始。
「娘の命を救ってくださった医療チームが所属する病院、そして私どもを助けてくださったチャリティー団体に寄付するお金を集めたいのです」とその理由を明かしている。
日本も台風が多いシーズンとなり、風がかなり強い日もある。天気予報は必ず定期的に確認し、警報などが出ているときには外出は控え、天気の回復を待ちたい。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)