農畜産物の大量盗難が話題 農水省は「何のために持っていくのか」と憤り隠さず
農畜産物が大量に持っていかれてしまっていると話題。いったい誰が何のために…
2020/09/05 10:40
■手塩にかけた財産を持っていくとは…
盗まれているのは、家畜だけではない。ももやさくらんぼ、高級品種のシャインマスカットなど、特に高価なものが収穫直前にごっそりと持っていかれてしまっているという。
昼間にまるで農家のような服装で畑にやって来て、犯行に及ぶグループもいるそうだ。園芸作物課は、「農家が手塩にかけた、いわば財産を収穫直前に盗んでいくなど、言語道断」と話す。
■地域ぐるみでの取組が大事
このような盗難を未然に防ぐために、防犯カメラの設置とともに、防犯カメラの表示を掲げることが大切だという。また、センサーライトなども効果を発揮しているとのこと。最後に担当者は、「地域ぐるみで防犯意識を高めていくことが何よりも大事だ」と述べた。
・合わせて読みたい→日本の優れた「豚の放牧飼育」全滅の危機 農家が語る法改正問題を簡単に解説
(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)