不仲の弟に我慢の限界でキレた兄 惨殺を繰り広げ山へ逃亡するも逮捕
家族だからといって、相性が良いとは限らない。弟に殴られ激高したある男も、キレた末に取り返しのつかない罪を犯してしまった。
■始まった大規模捜索
弟を惨殺後、兄は銃を持ったまま山に逃げ込み潜伏。
遺体発見に続き捜査に取り掛かった警察は、男を見つけだすために兵士、民間人、さらには男の親族を含む2チームを編成し、さっそく山に入り捜索活動を開始した。
その後しばらくの捜索を経て、両チームは山中にある小屋を発見。さらに男の飼い犬を見つけ出しその後をつけ、8月31日に池で水浴び中の男を発見し、身柄を確保した。
■兄の供述
弟殺害から数日を経て逮捕された男は、「殴られたうえに脅されて腹が立った」「カッとなって撃ち殺し、斬首してしまった」などと話している。
家族とのトラブルが暴力事件や殺人事件につながるケースは、意外に多い。そういう事件が報じられても「家族なら上手に付き合うべきだ」という意見は案外少なく、「相性が悪いのであれば距離を保つのが一番いい」というコメントがSNSには多数書き込まれている。
この兄弟も互いとの関わりを上手に避けてさえいたら、このような結果にはならなかったのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)