不仲の弟に我慢の限界でキレた兄 惨殺を繰り広げ山へ逃亡するも逮捕
家族だからといって、相性が良いとは限らない。弟に殴られ激高したある男も、キレた末に取り返しのつかない罪を犯してしまった。
6歳も年上でありながら、弟にいじめられうまく対処できずにいた兄が、ついにキレて弟を殺害。遺体をも傷つけて山に逃げ込むという事件を起こした。
■不仲だった兄弟
タイ・ウタイターニー県で暮らす男(29)は、ある人物のことをどうしても好きになれなかった。
それは23歳の弟で、仲はまったく良くなかったとのこと。年齢差があるとはいえ力関係で言えば弟のほうが上だったらしく、兄は弟にいじめられ、暴力を振るわれることさえあったという。
■血迷った兄の凶行
それでも家族とあって耐えていたとみられる兄だが、8月29日にまたしても弟と激しく衝突。その際に殴られるなどした兄は、弟による「これが最後と思うな」という脅し文句を聞いてついに怒りを爆発させた。
完全に理性を失った兄は、保管してあった銃を持ち出し弟を射殺。それだけでは怒りがおさまらず、弟の首を無残にも切り落とすという凶行に及んだ。