『ミヤネ屋』台風接近前に必ず「現金」の用意を その理由にハッとする
台風接近に備えて、手元に現金を用意しておくことも重要……森永卓郎氏の呼びかけにハッとする
4日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、台風10号の接近に際し、備えるべきポイントなどを専門家を交えて解説。
その中で、経済アナリストの森永卓郎氏が、停電に備えて「手元に現金を用意しておく」ことも重要だと呼びかけた。
■停電中は電子マネー、カード使えず
台風10号の影響を受けると予想されている地域では、暴風雨による停電や断水への備えは必須だ。
台風による停電といえば、昨年9月の台風15号(令和元年房総半島台風)では、千葉市で最大瞬間風速57.5メートルの暴風を観測。電信柱などの送電設備も被害を受け、電力の完全復旧までに約2週間を要した。
そんな千葉の大停電を目の当たりにしたという森永氏は、「最も困ったのは、電子マネーやカードも使えなかったこと」だと明かし、停電に備えて「家族が2~3日生活できる現金を手元に用意しておく」ことも必要だと訴えた。
■「目からウロコ」驚きの声も
停電への備えとして「現金を手元に用意しておく」ことは、意外と盲点だったよう。
インターネット上では「手元に現金を置いておくのも大切とやってて目からウロコ。そこまでは頭になかった」「現金ね。盲点やったわ。最近現金使わないもんね…」という驚きの声が多数。
「停電時にキャッシュレスは無力」という嘆きの声の他、「森永卓郎氏が、キャッシュレスが停電で使えないから現金あった方が良いって言ってた!」と他ユーザーに呼びかけるようなツイートも多数投稿されている。
■キャッシュレス派の人は…
ちなみに、しらべぇ編集部が2018年10月に全国の20代~60代の男女1,537名を対象に実施した意識調査では、現金派は約7割、キャッシュレス派は約3割という結果に。
現在は感染症対策のためにキャッシュレス派に切り替えたという人も少なくないはず。記録的な暴風による大規模停電に備え、手元に最低限の現金があるかどうかも確認しておこう。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国20代~60代の男女1,537名(有効回答数)