ヤマト運輸など、台風で九州全域の集荷・配達を休止 「英断」との声も
台風10号の接近に伴い、ヤマト運輸など物流大手が、九州地方での集配業務の停止、業務縮小を続々と発表している
「特別警報」が発令される可能性もあると言われている台風10号が接近していることを受けて、ヤマト運輸などの物流大手は、今週末の九州地方での業務縮小・停止を続々と発表している。
■ヤマト運輸
ヤマト運輸は「社員の安全確保と荷物の品質確保のため」として、九州地方での週末の集荷・配達業務の停止、クール宅急便の荷受け停止を発表した。
《集荷・配達、営業所での窓口業務を停止する地域と期間》
・宮崎県/鹿児島県 全域:9月5日(土)16時~ 9月7日(月)終日
・福岡県/佐賀県/長崎県/大分県/熊本県 全域:9月6日(日)16時~ 9月7日(月)終日
また、クール宅急便については、宮崎県・鹿児島県へ送る荷物については、本日4日から荷受けを停止するなどの対応が取られており、同社公式ページにて最新情報を確認してほしい。
■佐川急便
佐川急便も、6日は九州全域の営業所での荷受けを停止すると発表。同社は、4日9時の発表では配達業務は行うとしているが、今後の天候や道路の状況により集配業務に影響が発生する可能性があるとしている。
台風が接近する地域への荷物の受付状況については、同社公式ページにて随時更新されているため、最新の情報を確認してほしい。
■「英断」との声も
集配業務を停止する対応を決めているヤマト運輸について、インターネット上では「ヤマト運輸さん、コロナ手当て全従業員支給といい素晴らしい判断。何より配達員の方の安全を優先してもらいたい」「社員と荷物を守る英断」など、対応を称賛する声があがっている。
今後の状況によっては様々な影響が出る可能性もあり、各社公式ページにて最新の情報を確認するようにしてほしい。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)