サッカーチームに落雷で10代少年10名が死亡 集団での雨宿りも失策か

雷鳴が1度でも聞こえてきたら、「次は自分の真上かも」と考える危機感が大切だという。

2020/08/31 11:30

落雷・稲妻
(AlxeyPnferov/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

各地で大気の不安定な状態が続いているこの時期、屋外でのイベントやスポーツ、キャンプなどを行う際は空模様をよく見て、天気予報をこまめにチェックすることが必要だ。雨から身を守ることができたとしても安心するのは早い。稲妻に襲われることがあるからだ。


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■茅葺き屋根の小屋に避難

ウガンダ・西ナイル地方のアルア県で27日夕方、サッカーの練習をしていたジュニアユース・チームが落雷の被害に見舞われ、少年10名が命を落とした。

雷が発生し、激しい雨も降り始めたことから少年たちは練習をやめ、ピッチの脇にある茅葺き屋根の小屋に避難。ところがその小屋に雷が落ちた。雨宿りができる場所として全員が一か所に集まったことも、被害人数の多さにつながった模様だ。

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■13~15歳の9名は即死

この落雷被害により亡くなったのは、11歳から16歳までの10名。1名は救急搬送の間に息を引き取ったが、13~15歳の9名は即死だったことがわかっている。

また同じ場所にいながら4名は無事で、感電があった3名は病院を受診。後遺症などについて観察が続けられている。

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■たとえ積乱雲がなくても