交際反対されて携帯電話を奪われ… 母親と激しく衝突した傷心の娘が自殺
娘の彼氏を嫌い、交際に反対する親は少なくない。しっかりとした理由があるなら携帯電話を隠すなどせず、娘と話し合いを持てばよかったのだろう。だが…。
■灯油をかぶり焼身自殺
しかし母親は「交際をやめるなら携帯電話を返す」と交換条件を示すばかりで、母と娘の間では壮絶な親子喧嘩が勃発した。
その後、ハシニさんはひとりになると我が身に灯油をかぶり火をつけた。人生はこれからという、まだ20歳の若さだったことをスリランカの『ディナミナ』紙が報じている。
■電話に明け暮れるふたりに…
交際が始まったばかりの今時の若いカップルらしく、ハシニさんは自宅にいる時間のほとんどを彼氏との電話に費やしていた。そして、それこそが母親をあらゆる意味で苛立たせていたという。
携帯電話にかかりっきりで家事の手伝いをしない娘にも腹が立つが、母親は、娘との電話に明け暮れる生活に何ら疑問を感じていない彼氏に対しても、人生の先輩として何か引っかかるものを感じていたようだ。
反対する理由について冷静な話し合いを持ちたいと母親が思っても、娘は常に「電話中」。聞く耳を持っていなかったことが、ただ悔やまれるという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)