世界最年少わずか生後8週目の赤ちゃんが喋った パパが挨拶したら…
赤ちゃんの言葉の発達とは、家族から与えられるたっぷりの刺激が何より大事なのかもしれない。
赤ちゃんを育てる親にとって、我が子が見せる心身の成長ほど嬉しいものはない。もしも「早く一緒に楽しいおしゃべりがしたい」と感じているなら、お腹の中にいる時から丁寧にゆっくりと、何度でも熱心に話しかけてみるのはいかがだろうか。
■言葉の発達には大きな個人差
赤ちゃんの成長過程において、首の座りから歩行までの身体的な発達について、これができるのは生後何ヶ月ごろ、といったおおよその目安となる月齢が示されている。
ただし言葉の発達については大変な個人差があり、「発語が遅い」と悩む親が少なくない一方、「こんなによくしゃべるなんて」と周囲をびっくりさせる子供もいる。
■世界最年少という意見も
そんななかで今、小さな男の子の動画が「世界最年少で話し始めた赤ちゃん」として話題になっている。各国の大手メディアもこぞって紹介していることから、動画は凄まじい勢いで拡散中だ。
赤ちゃんは英国・チェシャー州のウィラストンに暮らす、生後まだ8週のチャーリー・ジョン・テイラー=マリントンくん。パパのニックさんとママのキャロラインさんはともに30代後半で、チャーリーくんの上にはロッティちゃんという姉がいる。
■声を出し「ハロー」と
チャーリーくんを愛しそうに抱っこし、繰り返し「ハロー」と語りかけるパパのニックさん。パパの口元をじっと見つめていたチャーリーくんだが、やがて唇を動かし始めるとなんと声を出し、パパに「ハロー」と返事をしてみせる。
赤ちゃんは生後5ヶ月頃から「アーアー」「ウーウー」といった喃語が出てくるものだが、それが相手とのコミュニケーションを意識した「発語」に変わるのは、日本では早い子でも生後9ヶ月を過ぎてから。イギリスの平均は生後11ヶ月とのことだ。
■親はゆっくりと何度でも
キャロラインさんのお腹の中にいた頃から聞いていたパパの声。じつは、チャーリーくんの姉ロッティちゃんも生後6ヶ月でおしゃべりを始めたといい、「子供たちはパパの落ち着いた声が大好きなのでしょう」とママは嬉しそうに話している。
赤ちゃんの底知れないポテンシャルに関する話題は多いが、ニックさんのように何度でも熱心に、そしてゆっくりと我が子に話しかけることで、医学的に考えられている平均月齢より早くから赤ちゃんはおしゃべりができるのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)