指揮者の動きにはルールがない? クラシックの謎にチコちゃんが迫る
『チコちゃんに叱られる』で指揮者の謎について解説。実は細かなルールは存在しないようで…
■以前は指揮者が必要なかった
それ以前は、作曲者自身が演奏しながら周囲に指示を出すのが一般的だった。作曲家が演奏会のために曲を作り、演奏したら棚に楽譜が追いやられるといったことも多かったようだ。
しかし、作曲家がいつまでも生きているわけではないため、過去の作曲家の作品を演奏する機会が出てきた。作曲家自身もういないため、その曲を再現する人が必要になった。
その役目を担っているのが指揮者。指揮者が広まったのは、「結婚行進曲」の作曲家として知られるメンデルスゾーンがバッハの「マタイ受難曲」の楽譜を発見し、再現するために猛勉強。自身が指揮者となって演奏会で曲を復活させて世に知らしめたのがはじまりと解説した。
■解説に反響相次ぐ
指揮者の動きと演奏者の反応には若干のラグがあるため、「指揮者は演奏者より一瞬未来を演奏をしている」という意味を込め、チコちゃんの回答である「一瞬先の未来を演じているから」としたようだ。
チコちゃんの指揮者の解説には、「未来を見てるってめっちゃかっこいいな」「指揮者によって音楽の進行が全然違うの面白いなぁ」「指揮者が勝手にやってるは笑った」と好印象なコメントが多く寄せられていた。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)