マスク転売規制、29日から解除に不安の声 「買い溜めする人増えそう…」

29日から、マスクやアルコール消毒製品の転売規制が解除される見通し。インターネット上では不安の声が相次いでいる

2020/08/21 12:30

ドラッグストアの行列
(Sergio Yoneda/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、マスクやアルコール消毒製品の転売が法律によって規制されてきたが、安定供給が見込めるとして、今月29日から、マスクとアルコール消毒製品などの転売規制が解除される見通しであると報じられた。


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■「十分な供給量が確保できる見通し」

報道によると、20日に行われた消費者委員会の会合において、政府担当者は今後も十分な供給量が確保できる見通しであることや、インターネット通販での販売価格も高騰していない、といった状況を説明。

最終的に規制解除が了承され、政府は今後必要な手付きなどを進め、今月29日にも転売規制が解除される見通しだという。

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■規制が解除される理由は「法律」

インターネット上では「なぜ規制を解除する必要があるのか」という疑問の声も噴出している。

そもそもマスクの転売規制は、国民生活安定緊急措置法に基づくもの。その第3条2項には、「前項に規定する事態が消滅したと認められる場合には、同項の規定による指定は、解除されるものとする」とあり、事態が解消された場合には、規制を廃止する必要があるのだ。

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■「買い溜め」への懸念高まる