高橋真麻、新型コロナ「重症者」の算出方法を知って憤り 「信用できない」
フリーアナウンサーの高橋真麻が、東京都における新型コロナウイルス「重症者」の定義を知り、「信用できない」と憤りを見せた。
■コロナの重症者が急増中
この日の放送では、全国でコロナ重症者が急増していることについて議論が及んだ。
東京に比べて大阪で重症者が急増しているといい、ゲスト出演していた昭和大学医学部の二木芳人客員教授は、「いくつか可能性がある。まず1つは大阪と東京で(重症判断の)基準が違うんじゃないかという点。次に、大阪は患者の受診が遅い傾向があり救急車で運ばれてきてすぐ重症というケースが多いという点」など、現地関係者にヒアリングしたという事象を説明した。
■東京と大阪で定義が違う不思議
さらに、番組が「新型コロナウイルス重症者」の定義について調べたところ、大阪は厚労省と同じ認識である「人工呼吸器をやエクモをつけ、あるいは集中治療室に入っている患者」と定義している一方、東京は「人工呼吸器かエクモのどちらかをつけている患者」としていることが判明。
つまり、東京都だけ「集中治療室に入っている患者」は重症にカウントしていないというのだ。
■「信用できない」と憤り
コメンテーターの片山善博元総務相は「重症者の数が注目されているいま、きちんと統一すべき」と指摘した上、「(集中治療室にいた重症者が)亡くなれば重症者が減っていくという算数になる。果たしてそれでいいのか」と非難。
ヒロミが「集中治療室に入るなんてかなり酷い症状が出ている人。東京都はなんでカウントしないんだろう」と疑問を投げかけ、高橋は「私は感染者数より、重症者数と死者数をよく見てきたので、そこの基準が曖昧だと信用できない」と怒りをにじませていた。
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(文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)