連日完売のアディダス大人気マスク 着用すると真っ先にある違和感が…
アパレルブランドの多くがオリジナルマスクを発表する中、スポーツメーカー大手・アディダスもマスクの販売を開始。
スポーツ用品メーカーのアディダスが、1日からのアプリ先行予約を経て、7日より直営店でのオリジナルマスク販売をスタート。販売前から多くの注目を集めていた同商品は瞬く間に店頭から姿を消し、販売開始から10日が経過した現在でも売り切れの店舗が多いようだ。
そんな中、運良く同商品をゲットできたため、実際の使用感をレビューしていきたい。
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■安心のアディダス
こちらのフェイスカバーはブルーとブラックの2色展開で、大きさもXS/SとM/Lの2サイズとなっている。厨二病を患う前から黒が大好きな記者だが、「真夏に黒マスクは暑いんじゃね?」という疑問が頭から離れないため、今回はブルーのマスクを使用して検証していく。
こちらの青色はアディダス独自の色味をしているため、同色のジャージとセットで着用すれば、「アディダスガチ勢」であることを強くアピールすることも可能だ。
検証当日、記者はアディダスのグリーン系のTシャツを着用していたのだが、マスクと合わせると色の主張が激しく、アメリカで売っていそうな合成着色料のヤバいお菓子を思わせる配色になってしまった。
2色のマスクでデザインに大きな違いはないが、左頬のロゴマークが異なるのがポイント。ちなみにブルーの方はクラシックな三つ葉マークが採用されており、ブラックの方は「スポーツパフォーマンス」というスポーツでの使用を目的とした商品に多く刻印されているマークが。
■つけた瞬間の違和感
まずこちらの商品を装着して真っ先に頭に浮かんだのは、「いや…耳の付け根痛くね?」という率直な疑問である。
「PITTA」や「COOLNBIO」(クールンビオ)といった全体がポリ素材のマスクを普段着用している記者にとって、ゴム紐を使用したマスクの着用はもはや未知との遭遇であった。アディダスのマスクもリサイクルポリエステルがメインの素材だが、耳元を圧迫する感触が何ともいえない。紐部分の長さを比較しても、こちらの方が短いことが確認できた。
ツイッター上でも、「アディダスのマスクは耳が痛くなる」といった理由で使用を断念したユーザーの悲鳴が多数確認できる。記者も早々にギブアップしかけたが、痛みを感じるのは最初だけで、数分間着用すると次第に慣れが生じてきた。
フィット感だけでいえば既存のマスクの中でもトップクラスといえるだろう。鼻の部分もしっかりフィットしているお陰か、眼鏡をつけていてもあまりレンズは曇らなかった。
口元を保護する辺りはメッシュ素材になっており、タグ部分は切り取り線に合わせて切るのでなく、縫い目の糸をカットした方がストレスなく使用できそう。