「息子の自殺は夜の営み拒む嫁のせい」 姑の訴えで警察が32歳妻を逮捕
愛する妻に夜の営みを拒まれる日々が続き、男性は徐々に心の平静を失っていった。そしてある日…。
セックスレスに悩んだ末に、自ら命を絶った夫。残された妻はさらなるショックを受けた。彼は長いこと結婚生活に関する愚痴を母親にこぼしており、彼女は息子の嫁を「殺人犯」として訴えたのだ。
■「これは嫁による殺人」
インド・グジャラート州のアフマダーバード(アーメダバード)で先月27日、スレンドラシン・パルマーさんという鉄道職員の男性が自宅の天井から吊るした紐に首をかけ、自ら命を絶った。
しかし、その死をめぐり「嫁に殺されたようなもの」とシャヘルコッダ警察に訴え出た女性がいた。男性の実母ムリ・パルマーさん(55)だった。
■姑の訴えを認めた警察
「私が知る限り、ふたりは結婚当初からベッドが別でした。息子は『ジータは決して体を触らせない』と言って嘆いていた」と主張した姑のムリさん。セックスレスに悩んだ末の自殺ゆえ、責任は嫁にあると訴えた。
シャヘルコッダ警察は今月6日、男性の妻であるジータ・パルマーさん(32)に事情聴取。セックスレスの事実を認めるとジータさんは殺人容疑で逮捕された。
■喧嘩が絶えず妻は実家へ
2016年に最初の妻と離婚し、じつはバツイチだったスレンドラシンさん。ジータさんと2018年10月に再婚したものの結婚当初から喧嘩が絶えず、彼女が実家に帰ってしまうと関係はどんどん悪化した。
そのうちスレンドラシンさんはうつ病を発症。かかってきた電話をブロックするまでになってしまったという。
■レスが条件だった結婚生活
「夫婦が一緒に暮らしたのは22ヶ月間。再婚する際に『セックス抜きで』と約束させられたと息子から聞いている。そんな結婚をする意味はあったのか」と強い憤りを示す姑のムリさん。
洋の東西を問わず起きる嫁姑の闘い。性生活の問題に踏み込まれ、殺人犯扱いをされたとなるとジータさんとしても我慢がならないだろう。今後の攻防にも注目が集まりそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)