知らなかった… 『鬼滅の刃』の英語タイトルが『Demon Slayer』である理由とは

鬼滅の刃、海外用につけられたタイトルの理由は…

■「Slayer」は殺す人、殺すもの

「slayer」は「〜を殺す」という意味のある「slay」に「〜するもの、人」という意味の「er」をつけて成り立っています。「slay+er」で「殺すもの、殺す人」ということになります。

つまり、「slayer」は鬼滅の刃の「滅」の部分を表していますね。「Demon slayer」で「鬼を殺す人」です。


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■その他の意味も

ちなみに「殺す」には「kill」や「murder」もあり、「Demon killer」や「Demon murderer」じゃダメなの? と思う人もいるかもしれませんが、「kill」は人や動植物を殺す、「murder」は殺人、「slay」は人も含まれますが、化け物を殺すと言う意味があり、「slay」が選ばれたのかもしれません。

また名前を決める際の雰囲気や響きも重要で英語圏では「Demon killer」よりも「Demon Slayer」の方が単純にカッコイイというのも「slay」が選ばれた理由だと思います。


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■「刃」はどこへ?

では、鬼滅の刃の「刃」の表現はないの?と考える人もいるかもしれませんが、答えは「slayer」に隠されています。

前述の通り、「slayer」には「殺す人」だけでなく「殺すもの」という意味もあります。ですので、あえて刃という言葉を入れなくても「Demon slayer」とすれば、外国人は「鬼を殺す人やもの」つまり「鬼を殺す話なんだな!」と想像することができるのです。

直訳ではないけれど、しっかりとその意味を伝える英訳の詳細な意味を見てみると日本語と英語の特徴の違いが見えてきて面白いですね。

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(文/英語物語 メディア班

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