裕福そうに見えた隣人の娘を誘拐 身代金要求のうえ殺害までした男女を逮捕
隣人の姿を見て、「金持ちそうだ」と考えたあるカップル。ふたりは一家から金を奪うため、娘の誘拐を実行に移した。
隣人の資産額など分かるはずもないというのに、見た印象で「金持ちに違いない」と考えた男女。ふたりは隣家の少女をさらい身代金を要求したが、少女を生きたまま家に帰す気はなかったようだ。
■隣人の様子を観察
中国・河北省で暮らしていたあるカップルが、数メートルしか離れていない隣家で暮らす家族を見て、「金がありそうだな」と思ったという。
そしてお金を巻き上げようと考えるようになり、その家で暮らす娘(12)を誘拐して身代金を要求することを計画。さっそく少女に接近し、連れ去った。
■誘拐に続く身代金要求
少女の誘拐に成功したふたりは、その日のうちに少女の家族に連絡。日本円で1,500万円超の身代金を差し出すよう要求し、娘の無事を願う家族はそれに応じるためお金を用意した。
ふたりがお金を受けとったのは、少女を誘拐した翌日のこと。これにより家族は娘が速やかに開放されることを願ったが、隣人でもあり顔を知られていることもあってか、ふたりには少女を開放する気など最初からなかったようだ。
少女については、誘拐された日に殺害されたという報道もある。