高校再開もヤバすぎる「密写真」が流出 生徒に激怒した学校の停学処分で波紋
久しぶりの学校。児童・生徒たちを待っていたのは『密』の状態だった。
■5日間の停学処分に
学校側はそんなハンナさんを呼び出し、「校内の不適切なスマホ使用、無断撮影」を理由に5日間の停学処分を言い渡した。しかしハンナさんの母親リン・ワッターズさんがこれに激怒。話題を『ニューヨーク・タイムズ』や『BuzzFeed』に持ち込んだ。
マスク着用率の低さに加え、学校側が何ら対策をとっていないことが露呈したその不名誉な写真。納得できない停学処分の件も加わり、話題は瞬く間に世界に広まっていった。
■「うちだけではない」と学校
一方で、校内の様子を正しく教えてくれたハンナさんを称賛し、支持する保護者たち。基礎疾患や健康上のリスクがある人、癌サバイバーなどもおり、高齢の家族のためにも「決して感染したくない」という気持ちは真剣そのものだ。
そうした保護者からの苦情もあり、7日に学校側はハンナさんの停学処分を撤回した。ただし、メディアの取材には「うちだけではない。変則的な授業スケジュールでも工夫しない限り、在校生が2,000名超の教育機関はどこもこういう状態になり得る」と警鐘を鳴らしている。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)