張本氏、巨人・原辰徳監督の奇策に持論展開 内容に「意外」との声も
野手の増田大輝選手を中継ぎ登板させた原辰徳監督に張本氏が持論展開
9日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が6日のプロ野球・阪神タイガース対読売ジャイアンツ戦で、11点ビハインドの8回に野手登録の増田大輝選手をマウンドに送った原辰徳監督の奇策について持論を展開した。
■采配は「賛否両論ある」
番組では6日の阪神タイガース対読売ジャイアンツ戦で、11点ビハインドの8回裏、原監督が野手登録の増田大輝選手をマウンドに送り、相手打者2人を抑える様子を紹介。関口宏は「OBたちからクレームがついたという噂を聞きましたが」とコメントする。
感想を求められた張本氏は「賛否両論あると思いますね。ピッチャーから言ったら、プライドを傷つけられたということはありますし。監督の采配から言ったら、私は12球団でこれぐらいできるのは原監督しかいないと思います」と理解を示した。
■原監督を評価
さらに張本氏は「なぜかと言うと、11対0でしょ。今日は負けゲームだと。腹をくくっているわけです。そういう監督はまずいない」「増田は高校のときピッチャーやってますから。そういうことも考えて原は起用したと思います」と分析し、「まあ原監督の采配は両方とも言えると思いますよ。私は、原監督の采配を評価します」と賛辞を送る。
関口はこの話を聞き、「今シーズンは日程が厳しいから、 ピッチャーを大事にしなきゃいけないっていう考え方がありましたかね?」と質問。
これには「もちろんそれもありますよ。日程が空いておりますから、ピッチャーの疲労を少しでも楽にしてやりたいという気持ちもあったと思いますね」と分析した。