幼女起用の広告が「不快」「危険」と炎上 アウディは正式謝罪するも…
広告とは、SNSでの炎上を敢えて狙って制作されることもあるのだろうか。

広告とは文化、人種、そして宗教などに関係なく、万人に支持されてこそ。長年ひいきにしてくれている顧客の意見は特に重要だ。メーカーも新しい広告を制作する度に、誰かを不快にさせはしないか、複数の目で慎重に判断してから発表するはずだが…。
■車の前にバナナを頬張る幼女
ドイツの自動車メーカーAudiが今、ウェブサイトで発表した『RS 4 Avant』の新しい広告が原因で、世間の強い批判に晒されている。
問題の広告はバナナの生産・販売で有名な『チキータ・ブランズ・インターナショナル』社とのコラボなのか、幼い女の子が『RS 4 Avant』のフロントグリルに寄りかかってバナナを食べており、チキータ社の青いロゴが左下に確認できる。
■「危険かつ挑発的だ」
広告にあるキャッチコピーは英語で「Lets your heartbeat faster」。心臓の鼓動が速くなる、そんなワクワク感を与えてくれる車のようだ。
ところが海外のツイッターユーザーたちはこの広告で炎上した。「幼い我が子には日頃から車の前や後ろに近寄るなと教育している」「そんな危険な所に幼児を立たせるとは」という声が目立つ。
さらには「なぜ幼女がバナナを頬張っているのか、挑発的で下品だ」という声も。男性に好からぬ想像をさせてしまうというのだ。
■謝罪コメントを発表
「この広告の何が問題なのか理解できない、深読みしすぎだ」と反論する人も多い中で、Audi社は公式ツイッターでこの件に関するコメントを発表した。
https://twitter.com/AudiOfficial/status/1289848460368257033?s=20
「皆様からのご意見を真摯に受け止め、その上で正直にお答えします」と前置きし、「子供たちに関しては十分に配慮し、誰かを傷つける意図もありませんでしたが、不快に感じられた皆様には心よりお詫び申し上げます」などと謝罪したAudi社。広告がどのように制作されたのか、直ちに内部調査を始めると約束している。
■謝罪文でちゃっかり宣伝も
また、幼女を起用した理由についてAudi社は「RS 4 Avantはファミリーカーです。緊急ブレーキシステムほか、30以上のドライバー・アシスタンス・システムを備えています」と説明し、大切な家族をしっかり守ることができる車だと宣伝している。
結局その広告は削除されておらず、Audi社は謝罪コメントで車の高性能ぶりをしっかりと売り込むことができた。そのため、この広告を「話題作りに大きく成功した」とみる向きも多いようだ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)







