強度と匂いが不評のユニクロ紙袋、じつは知られざる進化を遂げていた

ユニクロおよびGUでも紙袋が有料化となるが、多くのユーザーはその品質に難色を示している。しかし、紙袋の品質には知られざる変化があったようで…。

■でも、すぐには切り替えられない

しかしここでネックとなるのは、再生紙で作られた大量の紙袋である。そもそも同社では環境に配慮して紙袋の採用に踏み切ったわけだが、「強度が弱いから」「匂いが独特だから」といった理由で製作した紙袋を処分してしまっては本末転倒に。

そこで、「旧型の紙袋を使い切った店舗から新しい紙袋を使用していく」という方針を選択したようだ。もちろん袋の消費スピードは店舗によって差が生じるため、いまだに旧型を使用しているか新型を使用しているかは店舗次第。


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■有料化のタイミングに合わせて…

ファーストリテイリングでは元々、ショッピングバッグ有料化を今年4月から実施する予定であったが、「紙袋の店舗への投入スケジュールに遅れが生じたため、開始時期を延期する」と発表していた。

しかし今回話を聞いてみると、正確には「FSC認証を受けた素材の、新型紙袋への移行が遅れている」ことが原因となっていたと判明。今では旧型の紙袋を消費する目処が立ち、9月から始まる有料化のタイミングでは、全店舗で新型の紙袋が展開される。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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